『2021年ガザ地区への人道支援の活動内容ご報告』
本年も残すところあとわずかとなりました。
ソジャットヘナをご支持いただきましたこと感謝申し上げます。
ソジャットヘナは、人道支援として、パレスチナのガザ地区の2家族をずっと一年間支援してきました。同地区の人々はもともと経済状況が苦しい状態でした。さらに今年は隣国イスラエルからの空爆、攻撃によってなおさら生活がひどい状況に追い込まれました。
現地の様子は、TBS NEWS をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=96nYqyzVC-w
SAMER氏一家
彼の家族構成は、病気のお年寄のお母さん、奥さんと4歳位の可愛い息子です。
ウサギの養殖をしたり、レストランでウエイターの仕事をしたり、最近は空爆で破棄された家のコンクリートごみを拾い集めて運ぶ重労働をしたりして何とか家族を支えようと必死に頑張っていますが、それでも毎日食べるのに苦労しています。途中お母さんの病気が急変し、緊急手術をしなければならないため多額のお金が必要となりました。その手術代を緊急支援し、何とか無事回復しました。
また、最近は家の屋根から水漏れがひどくなり、冬の寒い時期に水が入ってくるので冬の寒さから家族を守るために修理費用を支援しております。
皆さま4月ごろの投稿を覚えておられるかも知れませんが、ラマダンの断食の時期に彼を通して地域の子供たちにご飯を作って上げたり、弁当を配ったりして他に必要な方(10名ほど)にも支援をすることができました。
YASMEN氏一家
彼女の家族構成は旦那さんとお子さん一人です。
旦那さんがタクシー運転士をして生計を立ていましたが、今年の5月ごろ酷い事故に遭い、半年以上身動きが取れない状態になってしまいました。大黒柱が働けなくなり、家の家賃が払えないだけではなく、子供と自分の食費もなく、3日に一度食事ができるかどうかの状態になってしまいました。旦那さんが仕事復帰できるまでそんな状態が続きます。彼女の家族を飢餓から救い、生活をなり立たせるためにずっと支援を続けております。
本年はガザ地区に我々(ソジャットヘナ)だけで日本円で45万円ほど寄付をさせて頂きました。 小さな活動で、対処療法のようなことでしかないのは承知していますが、どのような規模であっても、来年もこのような人道支援活動を続けていきたいと思っています。
もし、お力添えいただける方がおられましたら、私共(ザキル・トラバリーもしくは西山)に個別にご連絡頂ければ幸いです。
本年の活動を支えてくださった皆様方に活動の内容報告をするとともに、改めて、ソジャットヘナを支持して下さったことに感謝申し上げます。
そして今後ともソジャットヘナにご愛顧承りますようお願い申し上げます。 |